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怪我をして保護されたオオコウモリの飛行訓練中

繁殖期まっただ中のオナガミズナギドリの保護が続きます。昨日は、電線衝突と思われる翼骨折で戻れない個体が出たばかり。この個体は、頭に少し擦り傷が観られますが、翼も大丈夫で、無事に戻っていきました。岩穴の巣の中で生まれて10日〜2週間程度のヒナが待っていることでしょう。

巣立ったばかりの若鳥、それを追い払いつつ気づかう親鳥、町中で動き回る彼らに事故が多いのは今の季節です。このイソヒヨドリは、お祭り広場から車道に飛び出し、車と接触してしまいました。幸い当たりが極軽かったので、無事に放鳥することができました。

海沿いの電線で、2日連続にまったく同じ場所で、オガサワラオオコウモリの感電事故がありました。7月上旬にヒメツバキが終わり、その後、リュウゼツランの花も終わり、在来植物では一時的に餌が切れ始めた矢先でした。電線被覆の劣化が疑われ、2日目の現認後に、東京電力さんにより電線被覆カバーが設置されました。なお、現場には誘引物となっている道路路のタコノキがありました。コウモリにとってちょうど食べ頃の餌でしたが、現場状況から再発が危惧されたため、小笠原村、東京都、環境省のみなさんと相談の上で、東京電力さんの高所作業車により実を落としてもらいました。

繁殖期真っ最中のオナガミズナギドリを立て続けに2羽保護。いずれも、人工照明に誘引されて父島の集落に迷い込んだ様子ながら、1羽はそのまま窓ガラスへ激突! ハト類顔負けの衝突痕がありました。これくらいぶつかると陸鳥なら死んでいる場合の多いのですが、さすがにミズナギドリは強い(経験からくる思い込みか!?)。無事に帰っていきました。