2018年

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体重12gでちょっと細身、まだ温かかった。。

新年度の出動第1号は奥村のメジロでした!

ひと月前は農家の方が「畑にメジロが1羽もいないよ〜」と葉物野菜を心配していましたが、ここへ来て、街中でもあちらこちら賑やかな声が聞かれるようになりました。

飛び始めたメジロが路上すれすれを横切ったり、ルリ鳥[イソヒヨドリ]が車にも気付かず路上で縄張り争いをしていたり・・・ちょっと危険な季節になりました。
鳥の声が聞こえたら、どうぞゆっくり運転でお願いします。

Thanks:H船長、往来に心配してくれた皆さま

うずくまっている鳥を見つけたら
【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078  [事務所8-17時]04998-2-3779

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2018/2/19 母島沿岸で漁船に拾われたそうです。

春の嵐となった年度末。

・・・この冬は小笠原海域で繁殖する海鳥たちが落ちてきません。

レスキューも年が明けてから出動15回。うち海鳥の不時着はシロハラミズナギドリ2羽(野生復帰)と、残念ながら還せなかったアカアシカツオドリ1羽のみ。

街の造りが鳥たちにとっても良い環境になってきたのか。
それとも、彼らの餌となる海水魚の動きが例年と違っているのか。

事故が少ないのは良いことなのですが、逆にちょっと不安も出てきます。
オガサワラヒメミズナギドリは?オガサワラミズナギドリは??

ともかく皆様、今年度も生き物たちへの眼配り心配りをありがとうございました!

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清々しいお部屋のカーテンとカラーコーディネート!

年度末がせまり陸もやっと春・・・と思ったら、いきなり台風3号接近か!?
島ではさっそく台風養生が始まりました。

海沿いの民宿で雨戸を確認しようとしたら、なんとそこに見事な鳥の巣ができていました。
「ルリ鳥の卵は初めて見たけど、まるでイースターみたいね!」

親鳥はすぐ近くで見守っています。人の手で卵をかえすのは難しい。
台風が来なければこのままで良いとのご好意で、もうしばらく進路をみることになりました。

Thanks:ヴィラSのMさん

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ツバメ情報はIBOもしくはOWAまで!(写真:OWA岡本氏)

今回は、ツバメの渡りに関する調査を開始された重原さんからのお便り転載させていただきます(以下、抜粋)。

「小笠原諸島〜伊豆諸島 ツバメの渡り調査」でお世話になっている皆様へ

まだまだ寒いですけど季節は、少しずつ春めいてきましたね。
ツバメがやってくるのは3月になってからだろう、、と思っていましたら、昨日、父島在住の方からツバメの第1報が届きました!
写真も撮影して下さいました。

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第1報
日時:2018.2.22 早朝
場所:父島、ウエザーステーション
羽数:1
天候:くもり
観察者:父島の小笠原ホエールウォチング協会の岡本さま(クジラの定点観測)
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昨日に引き続き、今朝2月23日も1羽、飛来したそうです。これから続々とやってくると思います。
ツバメが北上する様子や、羽数を調べる手がかりになりますので、小笠原にいらっしゃる方、伊豆諸島の島々にお住まいの方、いつもより空を気にして耳をすまして観察をお願いいたします。

前調査も少しずつ進めております。
ツバメではありませんが、コシアカツバメの記録が、八丈島や三宅島では見られるのに小笠原では今のところ記録が見当たりません。小笠原でコシアカツバメを見たことがある方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。

第1報が届き、いよいよ本調査が始まりますので、みなさまにご連絡させていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

重原美智子(小笠原諸島〜伊豆諸島 ツバメの渡りネットワーク代表)
2018.2.23

 

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腹部には抱卵班ができ始めていました。これから子育てです!

島もぐっと冷え込んだ夜、今季初のシロハラミズナギドリが保護されました。
落ちた直後か路上でバタバタしていて、捕まえようとすると車に当たりそうになったとのこと。

オナガミズナギドリと違って星の冴える風の強い夜に、日没直後から不時着がみられます。街中のほか、奥村グラウンド周辺(特に、海側のゲートボール場からクラブハウスにかけて)と二見台周辺(診療所から新二見台都住にかけて)が特に多いようです。

今回見つけてくれたのは、ライフワークで島の鳥を追っているお母さん。天候の回復を待って二晩安静としたあと、皆で前浜から見送りましたが・・・立派な「でこっぱち」で重量級だったこの個体は、シロハラにしては珍しく、迷いなく沖へと飛んでいってしまいました。

Thanks:TファミリーとKくん他、お友達ファミリー

鳥を見つけたら路肩に寄せて、まずはお電話を!
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