2021年

10月29日
ちょうど日付が変わる頃、ほぼ直撃で駆け抜けた台風20号。
(その後、関東と並んでも965hpと全く衰えていなかった!)
父島は大雨と二見湾に吹き込んだ強風とで低地では浸水あり、倒木は各所で発生しました。
これから収穫というバナナや柑橘類(落果)も島内広く壊滅的な被害。

しかも「台風一過」は夕方の一瞬だけで、夜から再び24h戻ったような荒天。

10月30日 20:35 冷温小雨
飲み屋街のタイル路をトボトボ歩くコガモが保護されました。

10月31日
今日もまた昼過ぎから肌寒い雨・・・17時過ぎには厚い雲で真っ暗。
それでも二年ぶりに仮装した子ども達のはしゃぐ姿が見られました。
コガモはひたすら食べては眠り、食べては眠り・・・旅の疲れを癒やしています。

11月朔日
久しぶりに晴れた朝。箱の中で羽ばたく音。朝、昼としっかり食べ、
オナガガモもやってきている八瀬川へと帰っていきました。

そして、2日の朝は青い空にまっ白なイワシ雲。
沿岸の海水温はやっと例年並みに戻ったそうです。

 Thanks:ふくちゃんのAちゃん、Mさん

と、先のキョウジョシギですが全く逆でした・・・お恥ずかしい限り。
繁殖地は北極海沿岸。以前はここ小笠原も越冬地と考えられていましたが、
その後もっと南(台湾やハワイなど)へと見直されたようです。
彼らもやはり、先の強く張り出した高気圧に乗じてやって来ていたようです。

どうやら、この台風前後の事故は北からのお客様ばかりでした。

[参考] 
フィールドガイド「日本の野鳥」増補版/増補改訂版 
 高野伸二 著  財団法人 日本野鳥の会 発行

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 10月から来春にかけて、
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

今度こそ来そうだと島のあちこちで養生の始まった、まだ遠い台風20号。
その最初の雲の塊りが、どうやら風雨と彼らを運んできました。

以前にも紹介した、さざ波のように動くキョウジョシギの群れ。
芝生で虫をついばむのですが、どうも車道に出ることが多い。
しかも今日はよりによって港前の交差点付近・・・鳥も人も危ない。

レンガの路面を観察したところアリやヤスデ、マンホールの回りには
ミミズ等が潜んでいました。効率よく餌が捕れるのかも知れません。
が、危ない。

カラスバトに対しては、運転者への注意をお願いし(支庁による看板設置)、
道路に伸びたガジュマル等を伐る、落ちた実を掃除するなど対策をしています。

しかし、キョウジョシギ達が現れるのは干潟近くの芝生周り
=現在はメインストリートや園地になっている場所です。
なんとも場所が悪すぎる。
彼らを追い払う、良い方法はないでしょうか?!

Thanks: いつも素敵な竹カゴでお買い物!のFさん

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 10月から来春にかけて、
カモ類、ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

衛星の捉えた「台風の目」の大きさ、明瞭さに愕然・・・

昨夜、街中でシロハラミズナギドリが保護されました。
台風が接近する中、客室へと迷い込んできたそうです。

彼らはもともとアクロバティックな飛翔をしますが
この強風では風に巻かれ、翼が折れる危険性もあるので
収まるまではじっと安静です。海鳥たちはそれに耐えます。

【島在住の方へお願い】
台風は通過後に、さらに強い吹き返しが来ることも多く、
鳥にとって危険な状況=人にとっても危険な状況です。
荒天時に出歩くのは控え(特に岸壁に近づくのはやめ)ましょう!
 ご自分のため、消防署もない島のために。

Thanks: グリーンヴィラDさん、Iさん

電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れてもらって大丈夫です。もし路上の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してください。

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、手を触れずにお電話ください。

 東京都下で初めてのロックダウン、
 はからずも森下前村長が亡くなったタイミングでの村長選。
 海徳岡ノ場・西之島・硫黄島での相次ぐ噴火・・・
 ・・・怒濤が押し寄せたような小笠原でした。


左右されず走り続ける「おがさわら丸」に無賃乗船してしまったオナガミズナギドリ。
頭や腹にちょっとビルジが付いてしまったものの翼や脚、体調は問題なし。

なかなか給餌を受け付けてくれない個体だったので
保護翌日から短時間の洗浄のみ行い、早めの放鳥としました(やや不安・・・)。
抱卵斑も確認できませんでしたが育雛中の可能性大。
台風の影響かちょうどムロの群れも入ってきたようです。がんばれ!!

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電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れてもらって大丈夫です。もし路上の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移して頂けると助かります!

Thanks:「おがさわら丸」staffのMさん、皆さま

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、手を触れずにお電話ください。

先にハト対処法をご紹介しましたが・・・とうとう街中でこんなことが起きました。
(奇しくもIBO職員3人の家族が居合わせた、目の前で。)
名実ともに“世界自然遺産”になったということでしょうか。


オーナーが即「どうしたらいい?電気消す?」とハトの安全第一で対応。
直後に大きく飛んでドアに当たったものの、大神山へと帰って行きました。

 晴れた日はミラー効果で窓にメジロやハトがぶつかってくる。
 ハトは幻でなく庭や畑にやってくる、沢沿いでは道路を突っ切るもの。
 オオコウモリも属島だけでなく、畑や裏庭に来てしまうもの。
 春秋の曇った夜にはライト近くにミズナギドリが落ちてくるかも!

それを当たり前として、はてさてどう賢く付き合うか。
この小さな島が「世界の遺産」と認められて10年の今年、
彼らも含めた小笠原の「新しい日常」を考えていきましょう。

Special Thanks: 生協オーナーRS氏、スタッフの皆さん

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
弱った鳥獣を見つけたら、お電話で場所、状況(生死)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上の場合は、
雨や直射日光の当たらない路肩や木陰などに移してください。