最新情報

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2003年1月7日
父島西町でのナベヅル

この頃は、とにかく圧倒的にグリーンアノールを好んでいた。
★このコーナーについて
2002年11月から2003年1月末まで小笠原諸島の父島で1羽のナベヅルが観察されました。しかし、2月上旬に姿を消した後、これまで再発見の情報はなく、ナベヅルは、現在はすくなくとも父島周辺にはいないと思われます。標識装着等していないので個体識別は困難ですが、本格的なナベヅルの北帰行の時期を迎え、これまで紹介していない過去の情報(写真)を、現在公開しています。

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2003年1月6日 父島西町でのナベヅル

この日は、何枚か落ち着いて写真を撮りましたので、数枚ご紹介します。洲崎から西町のこの芝地に移ってからは、給餌の麦類だけでなく、他のシギ・チドリ類と同ように虫を捕まえたり、あるいは芝草の根を掘り返して啄んでみたりと、落ち着いた食生活が送れている様子でした。
★このコーナーについて
2002年11月から2003年1月末まで小笠原諸島の父島で1羽のナベヅルが観察されました。しかし、2月上旬に姿を消した後、これまで再発見の情報はなく、ナベヅルは、現在はすくなくとも父島周辺にはいないと思われます。標識装着等していないので個体識別は困難ですが、本格的なナベヅルの北帰行の時期を迎え、これまで紹介していない過去の情報(写真)を、現在公開しています。

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2003年1月23日 ナベヅルいたロケーション

父島西町の外れ、二見湾に面する父島分遣隊基地内で過ごすナベヅル。シギ・チドリ類も多く見られるこの芝地の、もっとも海に近い側で見かけることが多かった。
★このコーナーについて
2002年11月から2003年1月末まで小笠原諸島の父島で1羽のナベヅルが観察されました。しかし、2月上旬に姿を消した後、これまで再発見の情報はなく、ナベヅルは、現在はすくなくとも父島周辺にはいないと思われます。標識装着等していないので個体識別は困難ですが、本格的なナベヅルの北帰行の時期を迎え、これまで紹介していない過去の情報(写真)を、現在公開しています。

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2003年1月6日 父島西町でのナベヅル

2002年末に父島洲崎を離れたナベヅルは、その後、二見湾をはさんで対岸の西町の外れに姿を見せるようになった。洲崎の例があったので、具体的な場所については発信を避けたが、このように父島分遣隊基地内で落ち着いて多くの時間を過ごしていた。しかし、複数の車、人、バイクなどの接近には敏感になり、しじゅう基地入り口方面を伺う姿が見られた。

★このコーナーについて
2002年11月から2003年1月末まで小笠原諸島の父島で1羽のナベヅルが観察されました。しかし、2月上旬に姿を消した後、これまで再発見の情報はなく、ナベヅルは、現在はすくなくとも父島周辺にはいないと思われます。標識装着等していないので個体識別は困難ですが、本格的なナベヅルの北帰行の時期を迎え、これまで紹介していない過去の情報(写真)を、現在公開しています。

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1月9日、父島西町

大変おしさしぶりです。はやいモノで2月の最終日になりました。その後もナベヅルの姿は見られません。当研究所が父島でナベヅルを確認できなくなったのは1月27日からです。その後の情報を整理すると1月31日までは父島周辺で観察されており、確実な情報はこれが最後になりました。その後は2月8日までの間に情報はあるものの、なんとも不確かなものでした。また、父島内の他の場所(北袋沢、南袋沢、コペペ、洲崎、等)でもナベヅルを見つけることは出来ませんでした。いずれにしても、「もしかしたら」レベルの情報も含めて、はやければ1月31日、遅くて2月8日を最後に、ナベヅルは父島からは姿を消しました。その後、小笠原群島内では数少ない、開放された水面を持つ場所等(南島や弟島北部、さらには聟島列島等)を、別件調査で訪れる機会がありましたが、ナベヅルの姿はありませんでした。また、父島から南に位置する母島からも、ツル情報は最後まで届きませんでした。
どうやら、小笠原近海にあのナベヅルがいない可能性が大変高くなりました(生死は不明)。時期も明日から3月となり、本土からもナベヅルの北帰行が本格的になる頃となりました。これを機会に、このコーナーの「締めくくり」として? 過去、未掲載の「小笠原のナベヅル(写真)」を、しばらくこの場でご紹介してから終わりにしようと思います。

これまで、多くの情報をお寄せ頂いた方、ミミズやアノール獲りにご協力頂いた方、年末年始に周知版を快く電柱にはらせていただいた東京電力父島営業所さま、そしてこのコーナーに訪れていただいた多くの方々に感謝します。ありがとうございました。あのナベヅルには、標識もないので、個体識別は無理ですが、どこかで、あのツルが生きのびていることを願って。