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小笠原は夏まっさかり。昨日は盆踊りの最終夜でした。ここのところ、幸いにもレスキューがありません。私たちは夏の海鳥調査などで小笠原群島内を飛び回っています。今日は、母島列島でのクロアジサシを1枚。日射しの中で、白いベレー帽が目立ちます。

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海の色も もう夏

6月末に、火山列島の総合調査よりもどりました。IBOでは鳥類(とくに海鳥類)、哺乳類(オオコウモリ)、海洋生物などを担当。ふだんレスキューしている海鳥たちの貴重な繁殖地での調査を行うことが出来ました。(この結果は、いずれHPやシンポジムなどで報告の予定です。→もちろんご紹介します)さて、私たちが火山列島に行っている2週間弱で、ようやく小笠原諸島は梅雨明けの気配となりました。帰島後、産卵を間近に控えたオナガミズナギドリが相次いで保護されました。いよいよ、オナガミズナギドリやアナドリなど夏繁殖の海鳥の子育てが始まります。

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くちばし下のとんがりと、
羽ばたきで どんなところでも
パタパタフワフワ登っていく。
繁殖地の木登りさながらに。

例年になく、気温の低い梅雨が続いています。今日はまるで4月の中旬のようにガスが父島をすっぽりと覆ってしまいました。長く続いた雨を、島にいると見えないお日様が、徐々に水蒸気に変えているのでしょう。で、今年の梅雨ですが、シロハララッシュです。今年の巣立ち鳥と思われるフトッチョ達が、相次ぎ20羽ににも迫ろうか、という勢いです。そんな梅雨明け秒読みの暦となりましたが、明日から12日間、火山列島の調査で研究所は不在となります。残ったスタッフでレスキューが続きますが、このコーナーは、またしばし休止となります。戻りましたら、なるべく早く更新しようと思います。

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冬繁殖の巣立ちグループと、夏繁殖の成鳥の飛来が重なり、いよいよにぎやかな季節到来となりました。小笠原は今は梅雨の真っ最中ですが(雨、雨、雨・・・)、もうまもなく、島から1週間に渡って水気を飛ばす(ホントに湯気が立ち上ります)、強烈な日射しが射すのも秒読みでしょう。写真は5月中旬に撮影したもの。聟島列島海域です。海上で乱舞する海鳥たち。オナガミズナギドリ、シロハラミズナギドリ、アナドリ、オーストンウミツバメに、クロアジサシの姿もありました。

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衝突だけで逝ってしまうシロハラも多い。

つい先日、シロハラミズナギドリが持ちこまれました。ネコに狙われているところを助けらたのですが、額に激しくぶつかった痕が見られます。まずは、人工構造物に接触し、墜落。その後、動けないでいるところをネコに見つかり・・・これは、父島・母島の集落地における典型的なパターンのひとつです。通りがかりの人に保護されたこのシロハラは幸運でした。数日を要しましたが、バランスも良く羽ばたいて海に帰りました。